デジタル放送の画質とDAC

デジタルチューナーとかHDDレコとかのHD映像のコンポーネント出力って、差があるのかな? と思ったんで、ちょっと考えてみた。

基本的に、MPEG2-TSデータをエンコードして、DA変換してアナログに流しているだけなんで、基本的な処理に違いはないはず。
ただ、メーカーによってはNR処理したりしているんで、そこで多少の違いはあるのかな、と。

・・・で、気になったのが、昨日も500Wの関連で書いた「DAC」の存在。
概算で、フルHDのピクセルクロックは62.208MHz。 ただし、ブランク部分の信号があるんで、多少余裕を見るべし。
この信号ラインで使われているDACが、500Wだと74MHz程度、XD92だと108MHz、といったところ。

これをDVDの初期の頃のDACに置き換えて考えてみると、DVDのピクセルクロックは10MHzちょい。
これに対して、27MHzとか54MHzのDACが使われてたわけで。
それと比較すると、HDは随分とDACに余裕がないなぁと思わずにはいられない。

オーバーサンプリングの倍率が高くなれば、それだけローパスフィルターの特性を緩やかに設定できるので、画質に与える影響が少なくて済むっていうのは知っての通り。
だとすれば、ほぼ1倍の74MHzでは結構無理がある計算になる。
最悪、高周波部分が結構削れているんではなかろうか?

そりゃね、送出側の機材が1920フルじゃなくて1440だって事情を考えれば、実質のピクセルクロックは46MHz程度になるから、多少は高周波が削れても問題は無いって考えもあるけど、フラッグシップがそんな甘い考えでは駄目じゃん! と思うんだが。
個人的には、せめて74MHzの3倍の220MHzくらいのDACを使ってほしいね。
そうすれば波形も結構正確になるだろうし、かなりハッピーだと思うんだが。
ただ、X6はDACに関して問題は無いものの、デジタルのW録ができないという致命的欠点が。
・・・難しいですな。

まぁ、画質はアナログ回路の問題も大きいんで、DACだけでは一概には語れないけど、機種によって結構スペックに開きがあるので、違いは案外と大きいのかもしれないなぁ。
こだわりだすとキリがない世界なんで、まぁ程々なところで手を打った方が懐のためですねw

|2007,01,25 01:48 AM | Audio Visual | comments (x) | trackback (0) |

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