インテグラType-R完全生産中止に関して、思うこと。
まぁ、今はシビックRが販売されるようになりましたがね。
数ヶ月前、インテR生産終了が報じられた時に書きなぐった文章を発掘したので、とりあえず掲載しておこうかなぁ・・・と。
なので、この数ヶ月間の間に起こった事は反映されてません。 あしからず~。
一言で感想を言ってしまえば、残念以外の何ものでもない。
現行モデルを好むと好まざるとに関わらず、残念としか言いようが無い。
これについて何か情報は無いものかとネットを巡っていると、某所の書き込みに「今の時代にクーペは不要なんでしょうか」というのを見つけた。
しかし、敢えて個人的な意見を言わせてもらうと、それは間違いだと思う。
不要なのは、"今のインテグラ"。
ただそれだけのこと。
クーペそのものが否定されたわけじゃないハズだ。
少なくとも個人的にはそう信じている。
現に、数年前の出来事とは言え、フルモデルチェンジ前のインテグラType-R(以下インテRと略)は、生産が追いつかないほどの人気車だった。
絶対数が多い事は、今でも街中で旧型のインテRをよく見かける事からも明らかだと思う。
そして、中古市場でも高値を維持している上に、中古のタマ数が少ない。
新車で買った人が、手放さずに乗り潰すつもりで乗っているのだろう。
そういった現状を考えれば「クーペは必要とされてないか?」と問われれば、そんな事はないという結論が自ずと導き出せるはずだと思う。
車を走らせることが好きな人は、こういった車種を躊躇うことなく買っていくだろう。
もっとも、現時点でクーペと呼べる現行型の車は、インテグラ以外に考えつかない。
強いて言えばZ35がクーペとして挙げられるかもしれないが、あれは排気量からして別格だし、客層も違う。
だから、インテグラが売れない=クーペが売れない という方程式が成り立ってしまい、誤解を招くのも無理からぬ事である、とは思う。
では、何故現行のインテRが売れないのか。
これは簡単。
そもそも設計に失敗したからだ。
詳しい事は現行モデルのデビュー当時から言われ続けているので割愛するが、ざっと挙げてみるとこんな感じであろうか。
・車高が高い
・車が重くなった
・2Lエンジンなのに、馬力が少ない
・ポート研磨してない
・フロントサスがダブルウィッシュボーンではなくなった
・ライバルより遅い
それぞれについて挙げてみよう。
先ずは車高に関して。
「スポーツカーは車高が低くないと駄目だ!!」と誰が言ったかは知らないが、一般的にスポーツカーと言えば車高が低いものだと相場が決まっている。
まぁ、重心が低ければ挙動が安定し、コーナリングスピードも上げられるというメリットがあるので、スポーツカーの車高が低いのは当然と言えば当然なのだが。
・・・しかし、現行のインテグラはType-Rのためだけに作られたグレードであるにもかかわらず、車高が高い。
詳しい数値は忘れてしまったが、10センチ弱は背が高くなっているはずだ。
これでは格好悪い・・・ということで、スタイル面での評価が芳しくない結果となった。
※ヘルメット装着時のクリアランス確保と謳ってはいるが、一説によるとアメリカで販売する事を考えての高さらしい。
一番売れるのは日本では? と思わなくもないが。
そして車重に関して。
先代から60kgほど重くなっているが、たかが60kgと思うなかれ。
カタログスペックで1000kg台の車重と1100kg台の車重は、与える印象が全く異なる。
1100kg台の後半ともなると、もう少しで1200kgという意識をもたせてしまう。
これでは、さすがにライトウェイトスポーツと名乗る事はできない。
衝突安全やらボディ剛性やらの問題があることは認めるが、排気量200ccアップに対して60kgも増加されては、シチュエーションによっては前よりも遅くなってしまうだろう。
まぁ、これによっても印象を悪くしていることになる。
そして、馬力に関して。
これは、既に販売されていたS2000用のエンジンが、同じ2Lであるにもかかわらず250馬力を発生させていることから出てきた不満であろう。
まるで、TypeRのランクが落とされてしまったかのように感じた方も多いのではなかろうか。
マイナーチェンジでの馬力アップも期待されたが、結局はスタイルの変更と小規模な見直し程度にとどまり、エンジンそのものは変更されずに今日に至る。
そして、ポート研磨に関して。
ポート研磨が何たるか?を知らなくとも、以前のカタログで「レーシングエンジンと同様の云々」という文章を読んだことのある人は多いと思われる。
この、日本人の心をくすぐるような工程が省かれてしまった事は、ファンをガッカリさせたに違いない。
「製造工程の工夫により同等の性能を確保」という文章から、完成度そのものは悪くないのだろうと納得させようと思っても、「職人」とか「レース」という言葉には適わない。
直接的な速さ云々ではなく、気持ちの問題と言われてしまえばそれまでである。
・・・が、日本人の心理としては大きい問題ではないだろうか。
そして、(個人的に)一番の難点(だと思っている)はダブルウィッシュボーンの廃止ではないだろうか?
もっとも、リアサスにはダブルウィッシュボーンが使われ続けているのだが、フロントは特殊なストラットに変更されてしまった。
そのために、車高を下げたりキャンバーをつけようとするとトーが変わってしまうという現象が発生し、足回りなどに関しては全くいじれないと言っても良いくらいの状態だった。
タダでさえ車高が高いのに、車高を落とせない、ライトウェイト"もどき"スポーツ。
これでは売れるわけがない。
そして極めつけは、ライバルより遅くなった事。
ここで断っておくが、決して旧型より遅くなったわけではない事を付け加えておく。
では、何故遅くなったのか。
それは、ライバルの格が変わったからである。
今までの1.6~1.8のクラスでは、ロドスタ、レビトレ、パルサーetcなどの車があったが、このクラスでは間違いなく最速だった。
では上のクラスに進出しようとした時、ライバルとしてシルビアetcに代表されるターボ勢と争わなくてはならなくなった。
しかもFFということで、状況は圧倒的に不利。
・・・にもかかわらず、高い戦闘力を持つほどの馬力もなく、車高も高く、微妙に重い。
当然、ライバルより遅い。
・・・これでは人気が出なくて当たり前である。
むしろ、人気があるとすれば、その状況の方が異常と言えよう。
また、旧型のインテRは、場合によっては格上の車種を食えるほどの戦闘力を持っていた。
小さな車で大きな車をブチのめす快感が、旧型にはあった。
しかし、現行モデルでは、その楽しさは失われてしまった。
上記で殆どまとめてしまっているが、改めて総合的に見てみると、インテグラはRの為の車種だったにもかかわらず、随分と中途半端だったことが良く分かる。
日本で売る上で、ヘルメットのクリアランス問題が本当にあったのだろうか?
※非常に限定されたユーザからの要望としか思えない
車格を上げずに、5ナンバー枠で2Lエンジンを搭載する方法はなかったのだろうか?
※現在の解析技術をもってすれば、旧型と同等の重量で2Lエンジンのパワーを受け止める事は容易だったはずだ
S2000のように、250馬力のエンジンを載せなかったのは何故だろうか?
※S2000との競合を恐れたか、チャレンジ精神が不足していたとしか思えない
Type-Rは、エンジンの組み立てに職人の研磨作業という手間をかけて、少量生産するモデルではなかったのだろうか?
※量産する事を考えている時点で、終わっていると言えよう。 稀少だからこそ価値があるのだ。
ダブルウィッシュボーンを採用しない事で、多大のメリットがあったのだろうか?
※新規開発に伴うコストの方が大きかったと思われる
多くのユーザは望んでいるのではないだろうか?
旧型と同等のスタイルで、同等の車体重量で、尚且つ250馬力の2Lエンジンを搭載した、本当のインテグラを。
エンジンは・・・今までよりも更にショートストローク化された専用設計なんて、いいかもしれない。
ショートストローク化により、純正状態で10000rpmを達成するような、そんな基本スペック。
回転系のバランス取りはしてないものの、重量合わせされたコンロッドやピストンを使用。
圧縮比は12オーバー。
もちろん、軽量フラホ採用。
そんな車、考えただけでワクワクする。
そう。
現行のインテグラに欠けていたのは、ワクワク感だったのかもしれない。
個人的希望スペック:
ボア91mmxストローク76mm
※このスペックなら、S2000の技術で10000rpmオーバーのエンジンが完成する。
圧縮比12以上
2Lで260馬力
車体は5ナンバー枠、フェンダーで3ナンバー枠
快適装備込みで1100kg未満
クローズドボディにFRパッケージ
一応4人乗り
2ドアクーペ
車高1200mm以下
6MT
アンダーディフューザー装備
オプション装着でリフトゼロを実現
4輪ダブルウィッシュボーン採用
給排気共に可変バルタイ搭載
イモビ搭載
ギアカムトレイン採用
これで諸費用込み300万
目指すは最強のFRコーナリングマシン
数ヶ月前、インテR生産終了が報じられた時に書きなぐった文章を発掘したので、とりあえず掲載しておこうかなぁ・・・と。
なので、この数ヶ月間の間に起こった事は反映されてません。 あしからず~。
一言で感想を言ってしまえば、残念以外の何ものでもない。
現行モデルを好むと好まざるとに関わらず、残念としか言いようが無い。
これについて何か情報は無いものかとネットを巡っていると、某所の書き込みに「今の時代にクーペは不要なんでしょうか」というのを見つけた。
しかし、敢えて個人的な意見を言わせてもらうと、それは間違いだと思う。
不要なのは、"今のインテグラ"。
ただそれだけのこと。
クーペそのものが否定されたわけじゃないハズだ。
少なくとも個人的にはそう信じている。
現に、数年前の出来事とは言え、フルモデルチェンジ前のインテグラType-R(以下インテRと略)は、生産が追いつかないほどの人気車だった。
絶対数が多い事は、今でも街中で旧型のインテRをよく見かける事からも明らかだと思う。
そして、中古市場でも高値を維持している上に、中古のタマ数が少ない。
新車で買った人が、手放さずに乗り潰すつもりで乗っているのだろう。
そういった現状を考えれば「クーペは必要とされてないか?」と問われれば、そんな事はないという結論が自ずと導き出せるはずだと思う。
車を走らせることが好きな人は、こういった車種を躊躇うことなく買っていくだろう。
もっとも、現時点でクーペと呼べる現行型の車は、インテグラ以外に考えつかない。
強いて言えばZ35がクーペとして挙げられるかもしれないが、あれは排気量からして別格だし、客層も違う。
だから、インテグラが売れない=クーペが売れない という方程式が成り立ってしまい、誤解を招くのも無理からぬ事である、とは思う。
では、何故現行のインテRが売れないのか。
これは簡単。
そもそも設計に失敗したからだ。
詳しい事は現行モデルのデビュー当時から言われ続けているので割愛するが、ざっと挙げてみるとこんな感じであろうか。
・車高が高い
・車が重くなった
・2Lエンジンなのに、馬力が少ない
・ポート研磨してない
・フロントサスがダブルウィッシュボーンではなくなった
・ライバルより遅い
それぞれについて挙げてみよう。
先ずは車高に関して。
「スポーツカーは車高が低くないと駄目だ!!」と誰が言ったかは知らないが、一般的にスポーツカーと言えば車高が低いものだと相場が決まっている。
まぁ、重心が低ければ挙動が安定し、コーナリングスピードも上げられるというメリットがあるので、スポーツカーの車高が低いのは当然と言えば当然なのだが。
・・・しかし、現行のインテグラはType-Rのためだけに作られたグレードであるにもかかわらず、車高が高い。
詳しい数値は忘れてしまったが、10センチ弱は背が高くなっているはずだ。
これでは格好悪い・・・ということで、スタイル面での評価が芳しくない結果となった。
※ヘルメット装着時のクリアランス確保と謳ってはいるが、一説によるとアメリカで販売する事を考えての高さらしい。
一番売れるのは日本では? と思わなくもないが。
そして車重に関して。
先代から60kgほど重くなっているが、たかが60kgと思うなかれ。
カタログスペックで1000kg台の車重と1100kg台の車重は、与える印象が全く異なる。
1100kg台の後半ともなると、もう少しで1200kgという意識をもたせてしまう。
これでは、さすがにライトウェイトスポーツと名乗る事はできない。
衝突安全やらボディ剛性やらの問題があることは認めるが、排気量200ccアップに対して60kgも増加されては、シチュエーションによっては前よりも遅くなってしまうだろう。
まぁ、これによっても印象を悪くしていることになる。
そして、馬力に関して。
これは、既に販売されていたS2000用のエンジンが、同じ2Lであるにもかかわらず250馬力を発生させていることから出てきた不満であろう。
まるで、TypeRのランクが落とされてしまったかのように感じた方も多いのではなかろうか。
マイナーチェンジでの馬力アップも期待されたが、結局はスタイルの変更と小規模な見直し程度にとどまり、エンジンそのものは変更されずに今日に至る。
そして、ポート研磨に関して。
ポート研磨が何たるか?を知らなくとも、以前のカタログで「レーシングエンジンと同様の云々」という文章を読んだことのある人は多いと思われる。
この、日本人の心をくすぐるような工程が省かれてしまった事は、ファンをガッカリさせたに違いない。
「製造工程の工夫により同等の性能を確保」という文章から、完成度そのものは悪くないのだろうと納得させようと思っても、「職人」とか「レース」という言葉には適わない。
直接的な速さ云々ではなく、気持ちの問題と言われてしまえばそれまでである。
・・・が、日本人の心理としては大きい問題ではないだろうか。
そして、(個人的に)一番の難点(だと思っている)はダブルウィッシュボーンの廃止ではないだろうか?
もっとも、リアサスにはダブルウィッシュボーンが使われ続けているのだが、フロントは特殊なストラットに変更されてしまった。
そのために、車高を下げたりキャンバーをつけようとするとトーが変わってしまうという現象が発生し、足回りなどに関しては全くいじれないと言っても良いくらいの状態だった。
タダでさえ車高が高いのに、車高を落とせない、ライトウェイト"もどき"スポーツ。
これでは売れるわけがない。
そして極めつけは、ライバルより遅くなった事。
ここで断っておくが、決して旧型より遅くなったわけではない事を付け加えておく。
では、何故遅くなったのか。
それは、ライバルの格が変わったからである。
今までの1.6~1.8のクラスでは、ロドスタ、レビトレ、パルサーetcなどの車があったが、このクラスでは間違いなく最速だった。
では上のクラスに進出しようとした時、ライバルとしてシルビアetcに代表されるターボ勢と争わなくてはならなくなった。
しかもFFということで、状況は圧倒的に不利。
・・・にもかかわらず、高い戦闘力を持つほどの馬力もなく、車高も高く、微妙に重い。
当然、ライバルより遅い。
・・・これでは人気が出なくて当たり前である。
むしろ、人気があるとすれば、その状況の方が異常と言えよう。
また、旧型のインテRは、場合によっては格上の車種を食えるほどの戦闘力を持っていた。
小さな車で大きな車をブチのめす快感が、旧型にはあった。
しかし、現行モデルでは、その楽しさは失われてしまった。
上記で殆どまとめてしまっているが、改めて総合的に見てみると、インテグラはRの為の車種だったにもかかわらず、随分と中途半端だったことが良く分かる。
日本で売る上で、ヘルメットのクリアランス問題が本当にあったのだろうか?
※非常に限定されたユーザからの要望としか思えない
車格を上げずに、5ナンバー枠で2Lエンジンを搭載する方法はなかったのだろうか?
※現在の解析技術をもってすれば、旧型と同等の重量で2Lエンジンのパワーを受け止める事は容易だったはずだ
S2000のように、250馬力のエンジンを載せなかったのは何故だろうか?
※S2000との競合を恐れたか、チャレンジ精神が不足していたとしか思えない
Type-Rは、エンジンの組み立てに職人の研磨作業という手間をかけて、少量生産するモデルではなかったのだろうか?
※量産する事を考えている時点で、終わっていると言えよう。 稀少だからこそ価値があるのだ。
ダブルウィッシュボーンを採用しない事で、多大のメリットがあったのだろうか?
※新規開発に伴うコストの方が大きかったと思われる
多くのユーザは望んでいるのではないだろうか?
旧型と同等のスタイルで、同等の車体重量で、尚且つ250馬力の2Lエンジンを搭載した、本当のインテグラを。
エンジンは・・・今までよりも更にショートストローク化された専用設計なんて、いいかもしれない。
ショートストローク化により、純正状態で10000rpmを達成するような、そんな基本スペック。
回転系のバランス取りはしてないものの、重量合わせされたコンロッドやピストンを使用。
圧縮比は12オーバー。
もちろん、軽量フラホ採用。
そんな車、考えただけでワクワクする。
そう。
現行のインテグラに欠けていたのは、ワクワク感だったのかもしれない。
個人的希望スペック:
ボア91mmxストローク76mm
※このスペックなら、S2000の技術で10000rpmオーバーのエンジンが完成する。
圧縮比12以上
2Lで260馬力
車体は5ナンバー枠、フェンダーで3ナンバー枠
快適装備込みで1100kg未満
クローズドボディにFRパッケージ
一応4人乗り
2ドアクーペ
車高1200mm以下
6MT
アンダーディフューザー装備
オプション装着でリフトゼロを実現
4輪ダブルウィッシュボーン採用
給排気共に可変バルタイ搭載
イモビ搭載
ギアカムトレイン採用
これで諸費用込み300万
目指すは最強のFRコーナリングマシン
|2007,08,29 09:34 AM | 真面目な車の話 | comments (x) | trackback (0) |
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